地域科学研究所のFMシステムで施設を管理

地域科学研究所のFMシステムで施設を管理

地方公共団体の施設を効率的に管理するには

 

地方公共団体には様々な施設があります。これらを管理するというのは当たり前のことですが、いかに効率的に管理するかというのが大切になります。

 

まず、施設の建設には費用が掛かります。初期投資ということになりますが、そこからさらに運用するためには様々な費用がかかります。使用しているうちに年数が経てば老朽化もしますよね。そうなると、必要に応じて補修工事等も必要になってきます。
施設の補修をする場合、その予算の管理も必要になりますし、いつ補修工事を行うかも考えなければなりません。

 

また、施設を有料で貸し出したりする場合、その利用料金の管理も必要になってきます。有料で貸し出す場合、いくらで貸し出すかといったことも考えなければなりません。

 

こういったことをトータルで考えて管理を行う必要があるのです。そのためには、ファシリティ・マネージメントを導入することも必要ではないでしょうか。ファシリティマネージメントというのは、アメリカが発祥の新しい管理の方法なのです。

 

地域科学研究所が提供するFMシステム

 

地域科学研究所では地方公共団体に向けた様々なシステムを開発しています。FMシステムもその中の一つです。FMというのはファシリティマネージメントの略で、施設の管理を行うためのシステムなのです。

 

FMシステムは自治体等が所有する公共施設を統合的に管理するためのシステムとなっているので、施設の保全や様々な計画の進捗を管理することもできるのです。予算の査定を行う機能もあるので、中長期といった施設の様々な費用の予測値を目で見て確認することもできるのだそうです。

 

施設にはつきものである固定資産に関しても、固定資産台帳管理システムと連携させることができるので管理も簡単になるのです。もちろん、固定資産台帳管理システムは、新しい地方公会計にも対応しているので問題もなさそうです。

 

様々なシステムと連携が可能になるのですが、そのシステムはパッケージではなく、基本となる部分は同じですが、地方公共団体ごとに設計、開発を行うオリジナルのシステムなのだといいます。ですから、それぞれの地方公共団体ごとの課題にも対応させることができるというのが大きな特徴となっています。

 

パッケージの場合、費用も抑えつつ、やりたいことはできるけれど、かゆいところに少し手が届かないといったジレンマもあるのではないでしょうか。設計から行うオリジナルのシステムであれば、費用は多少かかってしまいますが、機能を強化したい部分はしっかりと強化できるので、それぞれの地方公共団体に合わせたシステムの開発が可能に。その後の運用もずいぶんと楽になることが考えられます。